「カツ」といえば、頭に思い浮かぶのはトンカツやチキンカツ。
ところが、徳島県でカツと言えば魚のすり身にカレー粉などを混ぜ合わせて、衣をまぶして揚げたものを指します。
そんなご当地食材を使った「カツサンド」を、バウルーでホットサンドにしました。
・食パン(8枚切り)2枚
・バターまたはマーガリン:大さじ1
・カツ:1枚
・千切りキャベツ:適量(1~2枚)
・チーズ:適量
1.食パンの片面にバターを塗ります。
2.バターを塗った面を下にして食パンをバウルーの中に置き、カツ、千切りキャベツ、チーズの順に乗せます。
3.バターを塗った面を上にして食パンを重ね、弱~中火で片面約2分、表面がこんがりと焼けたらできあがりです。
・カツ自体がしっかりした味付けなので調味料は不要ですが、お好みで塩やソース、マヨネーズを加えてもおいしいです。
・ダブルタイプのバウルーを使う場合は、カツを半分に切ってから、それぞれのスペースに乗せてください。
海に面する徳島県では、漁業はもちろんのこと、竹輪や蒲鉾といった練り物作りが盛ん。中でも、魚のすり身にカレー粉などの香辛料を混ぜ合わせ、パン粉をまぶして揚げたものは「カツ」と呼ばれ、肉のカツとは呼び分けられています。
製造元によっては、「かつ天」や「カツ天」とも呼ばれるフィッシュカツ系の発祥地は、県の南西部にある小松島。ここで生まれた味が徳島県内に広まり、この地域にしかないカツが生まれました。
ほんのりカレー味が食欲をそそる、ごはんとお酒の名パートナー。きっと一度食べたらクセになること間違いありません。
【商品詳細】
・商品名:カツ(製造元によって「フィッシュカツ」や「かつ天」、「カツ天」という名称で販売されています。)
・製造元:元祖とされる「津久司蒲鉾」さんや、「谷ちくわ商店」さんなど、様々な製造元があります。
・URL:http://www.tomony-ichiba.com(有楽町の交通会館内アンテナショップ「徳島・香川トモニ市場」)
お酒と相性がいいカツサンド。なので、ビールやハイボールを選びたいところですが、マリアージュとしてオススメなのが、徳島県が全国の9割以上の生産量を誇る「すだち」を使った炭酸飲料です。
今回選んだのは、司菊酒造の「すだちサイダー」。老舗の杜氏が手がけるサイダーは、爽やかな香りとすっきりした酸味、そして蜂蜜が織り成す優しい甘さのハーモニー。がっつり系のカツサンドの味を際立てつつ、口元をさっぱりさせてくれます。
【商品詳細】
・商品名:すだちサイダー
・販売元:司菊酒造株式会社
・URL:http://wwwtsukasagiku.com