ホームバウルーで作ろう!栃木県・ねぎからしポークサンド

栃木県・ねぎからしポークサンド

世の中には、ありそうでないご当地調味料というものがあるもの。そんな一つが栃木県の隠れた特産品「ねぎからし」。

細かく刻んだ唐辛子とねぎを醤油で混ぜて漬けた逸品は、何にでも合う万能調味料。
そんな「ねぎからし」を豚の焼肉に絡めて、バウルーでホットサンドを作りました。

・食パン(8枚切り)2枚
・バターまたはマーガリン:大さじ1
・豚バラ肉:3~4枚
・タマネギ:2切
・ねぎからし:大さじ3杯
・チーズ:適量

1.食パンの片面にバターを塗ります。
2.豚肉を油で炒め、火が通ったところでねぎからしを絡めます。
3.バターを塗った面を下にして食パンをバウルーの中に置き、タマネギ、1の豚肉、チーズの順に重ねます。
4.バターを塗った面を上にして食パンを重ね、弱~中火で片面約2分、表面がこんがりと焼けたらできあがりです。

・タマネギはちょっと厚めに切って、生のまま挟んで蒸し焼きの状態にすると、シャキシャキの食感が残ります。
・牛肉や鶏肉はもちろんですが、意外に合うのがサバ。ほぐした焼きサバとねぎからしを絡めれば、ぐっと和風な味のバウルー「和ウルー」が作れます。

実は、栃木県は隠れた唐辛子産地。

昭和30年代には日本一の産地と称された大田原市を始めとして、県内では唐辛子栽培が盛んでした。
それもあってでしょうか、刻んだ唐辛子とネギそして醤油。これを混ぜ合わせた「ねぎからし」という調味料が根付いています。

お肉と共に炒めるのはもちろん、湯豆腐に乗せたりパスタに絡めたり、あるいは熱々のご飯に乗せてそのまま頬張ったり。
辛さと旨さ、そしてネギの食感はクセになること間違いなし。和洋中問わずにアクセントになってくれる万能調味料です。

最近は奇麗なパッケージに入った商品も、見られるようになってますが、やっぱりこれは家庭の味。
道の駅の総菜コーナーに立ち寄って、作り手の名前が書かれたシールの貼られたものを手に取りたくなります。

【商品詳細】
・料理名:ねぎからし
・販売場所:栃木県内の道の駅

第二次世界大戦から間もない頃、宇都宮のメーカー・関東牛乳が生み出したのが、このレモン牛乳。牛乳に砂糖やレモン香料等がブレンドされたものです。
甘いものが貴重だった時代のごちそう品として、給食の場に登場するなど、鮮やかなレモン色の液体は、昔からアイドル的な存在でした。

そんなレモン牛乳ですが、平成に入ると関東牛乳の廃業に伴い、一時期その姿を消していました。
しかし、現在の販売元である栃木牛乳が製造方法を受け継いで再販売。昔を知る人から若い世代まで、幅広く人気が定着しています。

今ではソフトクリームの味になったり、キーホルダーになったり。戦後から伝承される栃木の食文化の一つは、今日も大勢のファンに愛され続けています。

【商品詳細】
・商品名:関東・栃木レモン
・販売元:栃木牛乳株式会社
・URL:https://www.tochigimilk.co.jp/kanto_tochigi_lemon.html

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