こんにちは。バウルーホットサンドカフェを運営している「やくみ」のにんにくです。
数日前、突然ネット界隈を賑わせたサンドイッチ・カレーパンサンド。
「なぜ、パンでパンを挟む!?」的なインパクトは絶大。
瞬く間に知名度が高まった商品ですが、調べてみるとフジパンが東北限定で販売している商品。
関東在住の自分にとっては手軽に買えないアイテムです。
……となれば、自作するしかありません。しかも、温かいほうがおいしいに決まってます!
ということで、バウルーでカレーパンサンドを焼いてみることにしました!!
ポイント・その1「カレーパンはまん丸を!」
もちろん主役はカレーパン。
こんがり揚げたてなら、そのままかぶりつきたくなりますがここはちょっとだけ我慢。
今日は具材の役割を果たしてもらいます。
で、実はカレーパンを選ぶときにポイントなのが形です。
楕円かまん丸があるなら、迷わずまん丸をチョイス。
楕円カレーパンだと食パンの上に斜めに置いた時に、食パンに収まらないことが。
そうなると、焼いているうちにはみ出した部分がガス火に直接当たって、実機を焦がしちゃうかもしれません。
ポイント・その2「バウルーはシングルで!」
シングルとダブルがあるバウルーですが、今日はシングルの出番。
コロッケやトンカツのように、大きな具材を挟むときには断然こっちです。
2枚の食パンの実機が触れる面にはバターを塗ります。このひと手間が焼き上がりをカリッとさせるお約束。
あまり多めに塗ると焼き上がりが重くなってしまうので、チョコンチョコンな感じでOKです。
ポイント・その3「からしマヨネーズもしっかりと」
バウルーに食パンを置いたら、カレーパンが接する内面にはからしマヨネーズをしっかりと。
ネットの記事によると、フジパンの商品でもカレーパンと食パンの間にからしマヨネーズを塗っているようなので、オリジナルに倣ってしっかりと。
で、おもむろにパンの上に盛り込みます(というか置いただけ…)。
しっかりセンタリングしましょう。
ポイント・その4「挟むときにはゆっくりと」
最後に、もう1枚のパンを重ねてバウルーで挟むのですが、実はここにもポイントが。
基本的にカレーパンの中は空洞になっていることが多いので、
よほどフィリングが詰まっていなければ、中身が飛び出すことはなさそうですが、
特にゆで卵入りカレーパンあたりを挟むときにはご注意を。
「もしかしたら、挟んだ瞬間に中身が溢れ出してくるかも…」という恐怖心が現実になると嫌ですもんね。
4分後のおいしさに向けて、ゆっくりと少しずつ挟んでいきましょう。
食パンとカレーパンがいい感じにつぶれてくれるはずです。
あとは両面2分ずつこんがりと。
焼き上がった表面には、カレーパンの姿がくっきりと浮かびます。
パン切り包丁で半分にカットしてできあがり!
普段、具しか挟まない断面にパンが入ったこのビジュアル。新鮮この上ありません。
いやぁ、手がベトつかない快適な指触りっていいですね…
そんな一口目の印象は「思ったよりも重くない!」というもの。むしろ、さっぱりカレーパンになってくれるんですね。
カレーパンがカツのような存在になって、食パンのカリカリ食感とカレーパンのしっとり食感のハーモニーが、不思議と心を掴みます。
きっとピロシキでもおいしいはずです。
また、内側に塗ったからしマヨネーズが、もしかすると食パンに油が染み込まないためのガード役になってるのかも。
もちろん風味もしっかり効いてます。
・カレーパンはまん丸を選ぶ
・バウルーはシングルで
・からしマヨネーズは割と必須
・挟むときにはゆっくりと
最初に思っていた以上においしいカレーパンサンド。ぜひ焼いてみてください!