すっかりゆるキャラの王様となったくまモンですが、その本拠地たる熊本のソウルフードなのが、「いきなりだご」。
さつまいもと餡を生地で包んだ和菓子は、二層の見た目が鮮やかで、どこか懐かしさを感じるその味に、これぞ和菓子!と膝を叩いて喜びたくなります。
ところで、この和菓子の名前の由来には「いきなり作れる」という説が。ということで、バウルーでいきなりだごならぬ、いきなりバウルー!を作ってしまいましょう!
さつまいもと餡をバウルーで挟んで焼けば、あっという間のいきなりバウルー!勢いそのままにアツアツを召し上がれ!!
・食パン 2枚
・バターまたはマーガリン 適量
・さつまいも 1/4本程度
・つぶ餡 大さじ3〜4杯
・塩 ひとつまみ程度
1.さつまいもを1センチ程度の厚さにカットし、水にさらしてアクを抜きます。
2.水を切ったさつまいもをお皿に並べて、ラップをしたら電子レンジ(600W)で3分程度温めて柔らかくします。
3.食パン2枚の片面にバターを塗ります。
4.バターを塗った面を下にして食パンをバウルーの中に置き、つぶ餡を塗ります。
5.4.の上にさつまいもを並べたら塩をひとつまみ振って、バターを塗った面が上になるようにパンを重ねます。
6.弱〜中火で片面約2〜3分ほど焼きます。表面をこんがりときつね色に焼けたらできあがりです。
・さつまいもはあらかじめレモン煮にしたものを使えば、さつまいもに下味がしっかりと染みて、しっとり目の口当たりに仕上がります。
・こしあんを使う場合には、レシピよりも少し多めにすると餡の食感も楽しめます。
・もちろん、市販のいきなりだごを挟んでも美味しく作れます(笑)。
輪切りにしたさつまいもと小豆餡。シンプルな具材を小麦粉の生地で包んで蒸し上げた、熊本名物の和菓子です。
それにしても不思議な名前なのですが、その由来は…
・短時間で作れるので「いきなり作れる!」
・突然のお客さんにもすぐに作れておもてなしができる、「いきなりの来客!じゃぁ団子を作ろう!」
・生のさつまいもを直接生地で包んで調理する、「生き成りのさつまいもを包んで、団子を作ろう!」
と、諸説あります。
でも、どれであっても大きな口で頬張れば、「おいしい!」の気分がいきなり現れるのは間違いありません。
【商品詳細】
・商品名:いきなりだご
・製造元:熊本市内の和菓子さん各店が、クラシックスタイルやアレンジスタイルで作っています。